岐阜市A様邸:劣化した板金壁を断熱材入りサイディングに張り替えた工事事例
岐阜市にお住まいのA様から、ホームページを通じてお問い合わせをいただきました。既存の板金壁が劣化しており、断熱性能の低下や見た目の劣化が気になるとのことでした。
私たち森ルーフ建装では、現地調査を行った結果、板金壁の張り替え工事をご提案させていただきました。今回は、断熱材入りの高性能サイディングへの張り替え工事を実施し、A様に大変喜んでいただけた事例をご紹介します。
この記事では、なぜ劣化した板金壁の張り替えが必要なのか、断熱材入りサイディングがどのような効果をもたらすのか、そして私たちがどのような想いで工事に取り組んだのかを詳しくお伝えします。
劣化した板金壁が抱える問題とは
A様邸の板金壁は、築年数の経過とともに様々な劣化症状が見られました。外壁診断士が詳細に調査したところ、単なる塗装では対応できないレベルの劣化が進行していることが判明しました。
板金壁の劣化がもたらすリスク
金属サイディング、いわゆる板金壁は、軽量で断熱性にも優れた素材として多くの住宅で採用されています。しかし、経年劣化により本来の性能が失われていきます。
まず最初に問題となるのが断熱性の低下です。板金壁の表面塗膜が劣化すると、内部の断熱材にも影響が出始めます。継ぎ目部分から水分が侵入したり、断熱材自体が圧縮されて性能が落ちたりすることもあります。その結果、部屋の温度を一定に保つことができなくなり、夏は暑く冬は寒いという住環境の悪化を招きます。
次に深刻なのが水の侵入リスクです。私たちは常々お客様にお伝えしているのですが、外壁や屋根の塗装は見た目を良くするだけではありません。塗装することで、おうちの寿命を伸ばし、長く快適に過ごすことができるのです。劣化した板金壁を放置すると、クラックや剥がれから雨水が侵入し、建物の構造材を腐食させる可能性があります。
さらに、外壁の劣化は他の部位にも連鎖的に影響を及ぼします。樋の劣化や害獣の侵入も、外壁の状態と密接に関係しています。雨漏りをしていなくても他の箇所に影響が出始める前に、樋の劣化を見つけたら早めにリフォームを実施することが大切です。
A様邸の具体的な劣化状況
A様邸を訪問した際、私たちの外壁診断士は以下のような劣化症状を確認しました。
板金壁の表面塗膜は色あせが激しく、一部では塗膜の剥離も見られました。継ぎ目のシーリング材は硬化してひび割れており、防水機能を失っている状態でした。また、壁を触ってみると、断熱性能の低下も感じられました。
A様からは「冷暖房の効きが悪くなった」「電気代が以前より高くなった気がする」というお話を伺いました。これらは典型的な外壁断熱性能の低下による症状です。
私たちは、A様に現状を丁寧にご説明し、塗装による対応ではなく、板金壁の張り替え工事をご提案させていただきました。分かりやすい打合せと施工仕様書を作り、工事内容や費用についても透明性を持ってお伝えしました。
断熱材入りサイディングへの張り替え工事
A様邸では、既存の劣化した板金壁を撤去し、新しい断熱材入りの金属サイディングに張り替える工事を実施しました。この工事は、単なる外壁材の交換ではなく、建物の性能を大きく向上させる重要な工事です。
断熱材入り金属サイディングの特徴
今回採用した金属サイディングは、断熱材が一体成型されている高性能な建材です。金属サイディングとは軽量で断熱性にも優れた素材であり、部屋の温度を一定に保つことができる優れた特性を持っています。
従来の板金壁と比較して、断熱材入り金属サイディングには大きく三つのメリットがあります。
一つ目は室温の安定化です。断熱材が外部からの熱の侵入を防ぎ、室内の熱を逃がさないため、1年中快適な生活を送ることができます。真夏の猛暑でも室内温度の上昇を抑え、真冬の寒さでも暖房の熱を外に逃がしません。
二つ目は省エネルギー効果です。室内温度が安定することで、冷房などの使用頻度を減らすことができます。これは電気代の節約や地球環境の改善にもつながります。A様からも後日「エアコンの稼働時間が減った」というお声をいただきました。
三つ目は軽量性の維持です。金属サイディングは軽量であるため、建物の構造体に過度な負担をかけることなく、断熱性能を大幅に向上させることが可能です。特に古い建物の場合、重い外壁材への変更は構造的な補強が必要になることもありますが、金属サイディングならその心配がありません。
施工のこだわりと品質管理
私たち森ルーフ建装は、父の代から創業42年、岐阜、愛知、三重でコツコツと塗装業を営んできました。公共工事、店舗、工場から一般住宅まで多岐に渡る依頼に対応してきた経験があります。
A様邸の工事でも、その経験を活かした丁寧な施工を心がけました。施工は下請けに丸投げせず、自社で行います。これにより、技術の均一化と品質管理の徹底が可能になります。
工事の流れは以下の通りです。まず既存の板金壁を丁寧に撤去します。この際、下地の状態もしっかりと確認し、必要に応じて補修を行います。次に防水シートを施工し、雨水の侵入を完全に防ぎます。そして新しい断熱材入り金属サイディングを、一枚一枚丁寧に取り付けていきます。
各工程で写真撮影を行い、施工後には各工程の写真付の完成仕様書を製作し、お客様にお渡しします。これにより、見えなくなる部分の施工状況もご確認いただけます。さらに、施工箇所には最長10年保証書をお付けいたします。
この長期保証は、私たちの施工技術と使用する建材への自信の表れです。おもてなしの心を忘れず、丁寧に仕事をすることが私たちの理念です。
快適な住環境を実現するための総合的なアプローチ
断熱材入りサイディングへの張り替えによって、A様邸の断熱性能は大きく向上しました。しかし、快適な住環境を長期間維持するためには、外壁だけでなく建物全体を総合的に考える必要があります。
塗装による性能向上
新しい金属サイディングは、そのままでも十分な性能を発揮しますが、さらに性能を高めることも可能です。私たちは省エネ塗料を塗ることで、遮熱性や断熱性が向上する施工も行っています。
遮熱塗料は太陽光の赤外線を反射し、外壁表面の温度上昇を抑えます。これにより、外壁から室内への熱の伝わりをさらに軽減できます。特に夏場の冷房効率が大きく改善され、電気代の削減効果も期待できます。
A様邸でも、将来的なメンテナンス時には遮熱塗料の使用を検討いただけるよう、ご提案させていただきました。金属サイディング自体の断熱層と、高性能な塗料による遮熱機能を組み合わせることで、建物の省エネ性能を最高水準に保つことができます。
防水対策の重要性
断熱性能が向上しても、建物に水が侵入しては意味がありません。私たちは、おうちや工場、学校施設などのベランダや屋上の防水工事も行っています。
ゲリラ豪雨や台風が強い昨今、防水層は大きな負荷を受けています。定期的に点検をしておくことが大切です。防水は雨の侵入、建物の劣化を塞ぎます。
A様邸でも、外壁工事と合わせてベランダの防水状況を確認させていただきました。幸い大きな劣化は見られませんでしたが、数年後には防水工事が必要になる可能性があることをお伝えし、定期点検の重要性をご説明しました。
害獣対策と樋のメンテナンス
建物の劣化原因は水だけではありません。建物の劣化の原因の中には、害獣が原因とされるものもあります。
せっかく断熱材入りの外壁に張り替えても、床下や屋根裏から害獣が侵入し、断熱材を破壊してしまっては台無しです。私たちは害獣が住み着かないよう、床下換気口カバーの設置、屋根と壁の間を金網でふさぐなどの予防対策を行っています。
また、樋の状態も建物の寿命に大きく影響します。樋が詰まったり破損したりすると、雨水が適切に排水されず、外壁に直接かかってしまいます。これは外壁の劣化を早める原因となります。
A様邸でも、樋の点検を行い、一部の継ぎ手部分の補修をご提案させていただきました。総合的な視点で建物を守ることが、長期的な快適性の維持につながります。
工事完了後のお客様の声と私たちの想い
A様邸の工事が完了し、引き渡しの際にお話を伺いました。「想像以上に快適になった」「部屋の温度が安定して、エアコンの設定温度を変えなくても快適に過ごせるようになった」と喜んでいただけました。
高いリピート率と受注率の理由
弊社で施工されたお客様のリピート率は100%を誇ります。また、打合せの段階から頼りにされ、受注率も90%超という高い水準を維持しています。
この数字は、私たちが提供する知識と技術、そして笑顔への評価だと考えています。私たちは「リフォームで『感動』させてみせます!!」という強い信念のもと、お客様を幸せにし、暮らしを豊かにするために日々努力を続けています。
A様も、ホームページから問い合わせをいただいた段階から、私たちの提案内容や対応を信頼してくださいました。初回の訪問時には不安そうな表情をされていましたが、外壁診断士がお客様の家の状況を詳細に診断し、分かりやすく説明することで、徐々に安心していただけました。
資金面でのサポート
外壁の張り替え工事は、決して安い買い物ではありません。「資金が不安…。貯金を崩したくない…。」というお客様のために、リフォームローンをご利用いただけます。
A様も当初は資金面での不安をお持ちでしたが、リフォームローンのご案内をさせていただき、無理のない支払い計画を立てることができました。また、Zoomを使用したオンライン打ち合わせも可能ですので、お忙しい方でも気軽にご相談いただけます。
岐阜・愛知・三重で外壁リフォームをお考えの方へ
私たち森ルーフ建装は、岐阜県安八郡輪之内町を拠点に、岐阜、愛知、三重のエリアで外壁塗装、防水、遮熱、そして金属サイディングの張り替え工事など、建物の総合的なメンテナンスを行っています。
私たちが大切にしていること
創業以来、私たちが大切にしてきたのは「お客様の立場に立った提案」です。外壁や屋根の塗装は見た目を良くするだけではありません。塗装することで、おうちの寿命を伸ばし、長く快適に過ごすことができるのです。
そのため、私たちは短期的な見た目の改善だけでなく、長期的な視点で建物の健康状態を考えます。必要のない工事を勧めることはせず、本当に必要な工事を適切なタイミングでご提案します。
A様邸のような板金壁の張り替え工事は、塗装では対応できない劣化が進行している場合の最適な選択肢です。一方で、劣化が軽微な段階であれば、塗装によるメンテナンスで十分な場合もあります。外壁診断士が正確に診断し、お客様にとって最適な方法をご提案します。
無料診断とお問い合わせ
外壁の状態が気になる方は、まず無料診断をご利用ください。外壁診断士がお伺いし、現状を詳しく調査いたします。その上で、必要な工事内容と費用の概算をお伝えします。
診断の結果、すぐに工事が必要でない場合もあります。その場合は、いつ頃メンテナンスが必要になるかをお伝えし、適切な時期に再度ご連絡させていただきます。無理な営業は一切いたしませんので、安心してご相談ください。
お問い合わせは、お電話またはホームページから承っております。電話番号は0120-48-3618です。「ホームページを見た」とお伝えいただければスムーズです。
A様邸のような成功事例を増やすために
今回のA様邸の事例は、劣化した板金壁を断熱材入りサイディングに張り替えることで、快適性と省エネ性能を大きく向上させることができた好例です。
工事完了から数ヶ月後、A様から「本当に快適になった。もっと早くやればよかった」というお言葉をいただきました。このような声を聞くたびに、私たちの仕事の意義を実感します。
外壁リフォームは、見た目だけでなく、住まいの快適性や建物の寿命に直結する重要な工事です。劣化が進行してからでは、工事費用も高額になりがちです。定期的な点検と適切なタイミングでのメンテナンスが、結果的にコストを抑えることにもつながります。
私たちは、これからもお客様の大切な建物を守り、快適な住環境を提供し続けるために、技術と知識を磨き続けます。岐阜、愛知、三重で外壁リフォームをお考えの方は、ぜひ森ルーフ建装にお任せください。創業42年の経験と実績をもとに、お客様に最適なご提案をさせていただきます。